年をとればだれでも、思い出したいことがすぐに思い出せなかったり、
新しいことを覚えるのが困難になったりしますが、
「認知症」は、このような「加齢によるもの忘れ」とは違います。

認知症は、脳の神経細胞が損傷を受けたりすることで、一部の記憶が欠損し、
周囲で起こっている現実を正しく認識できなくなります。
認知症になると不安を感じたり、うつ状態になったり怒りっぽくなったりすることがあります。
【症状例】
- ご飯を食べたのに食べてないと言う
- 同じことを何回も話したり、聞く
- トイレ以外の場所で用を足す
- 食べられないものを食べてしまう
- 近所で道に迷って帰れなくなる(徘徊)
- 自分のしまい忘れたものを、他人に盗まれたと騒ぐ